秋の展示会シーズンが始まります
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
クレモナの空にも秋の風が吹き始めました。
この季節、私たち弦楽器製作家にとっては、展示会シーズンの始まりでもあります。
アンドレア・グァルネリ(Andrea Guarneri)の製作したヴィオラは、
その豊かな音色と歴史的価値によって、数世紀にわたり世界中のコレクターや演奏家を魅了してきました。
生まれたてのバイオリンやヴィオラ、チェロなどの新作の楽器は、弾くたびに音が変化し、日々成長していきます。
その変化を自分で感じられることは、演奏する喜びをより一層深めてくれるものです。
2025年最新版|ヴィオラ弦のおすすめと最新トレンドを紹介。コスパ最強のピーターインフェルト、定番エバ・ゴールド、そして最新注目のロンド&ダイナモまで解説します
コンクール用チェロを製作する過程で、「テールピースの材質によって音にどのような違いが出るのか?」という素朴な疑問が湧き、実際に比較実験を行ってみました。
近年、私が特に気に入って使用しているチェロ駒(ブリッジ)をご紹介します。
チェロ駒の選定は音色に直結する重要なポイント。今回はその中でも特におすすめのハイブリッドタイプのチェロ駒について詳しく解説します。
イタリア・クレモナの魅力を語る|OTTAVA「上方クラシック倶楽部」ポッドキャスト配信中!
チェロの音色を左右する大切なパーツ「駒」には、大きく分けて2種類あります。
それが、フレンチタイプとベルギータイプの駒です。
この記事では、それぞれの特徴や音の違い、実際に私が同じ楽器で比較した結果についてご紹介します。
チェロの音質を改善したい方、どのタイプの駒を選ぶか迷っている方はぜひ参考にしてください。
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